夏休みの京都観光におすすめ!京都南部「お茶の京都」の穴場観光地3選

京都の観光名所といえば?

京都といえば日本だけでなく世界的にも人気のある観光地としても有名ですよね。

特に京都市内だけでも1日や2日で周りきれないほどの観光名所が沢山あります。

修学旅行の定番である「清水寺」や「金閣寺」「銀閣寺」、世界遺産の「上賀茂神社」「下鴨神社」「二条城」、京都観光の定番である「嵐山」、寺社仏閣が好きな人に人気の「南禅寺」「東寺」、紅葉で有名な「東福寺」のほか、「祇園」「錦市場」やお酒で有名な「伏見エリア」などあげればきりがありません。

しかし近年の京都市内はオーバーツーリズム問題に悩まされており、有名観光地は常に人ごみに溢れており、とても観光どころではありません。

しかも近年は京都市内の観光地をわざと外して北部地域の「天橋立」や宇治市にある「平等院鳳凰堂」、南丹市美山町の「かやぶきの里」など、今まで日本人観光客が中心の観光地にも外国人観光客が訪れるようになりました。

「お茶の京都」って何?

京都南部にある山城地域は全国的にも有名な宇治茶をはじめとした日本茶の里としても知られております。日本緑茶の歴史はこの京都山城地域から始まったといわれており、その歴史はなんと800年になります。

そんな山城地域を活性化し、「宇治茶」などの茶畑を世界に発信していくことを目的として立ち上がった事業が「お茶の京都」です。

「お茶の京都」事業の山城地域には宇治茶の産地である宇治市を中心に、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市、久御山町、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、精華町、南山城村があります。

そんなお茶の京都の山城地域へ旅行や観光で訪れたことある人も京都市内と比較するとはるかに少ないと思いますので、ここでは今年の夏におすすめの観光地や観光体験をご紹介します

お茶の京都お勧め観光地①:「石寺の茶畑」で有名な宇治茶の主産地(和束町)

和束町は宇治茶の主産地として知られており、京都府宇治市と奈良市とのちょうど中間あたりに位置し、緑豊かな山腹に一面と茶畑が広がっています。

特に「天空へと続く美しい茶畑」として日本遺産にも登録されている「石寺の茶畑」の茶畑の景観が有名です

街全体に広がる茶畑を見ながらハイキングやサイクリングする人も多く、またお茶摘み体験も人気です。

また宇治茶の主産地でもあることから、和束町のお茶を集めた直売所の「和束茶カフェ」では人気のお茶を購入するだけではなく、農家さんおすすめのお茶を飲めたり、お茶のスイーツを楽しむことができます。


和束茶カフェ
【TEL】 0774-78-4180
【住所】 京都府相楽郡和束町白栖大狭間35
【営業時間】 10:00~17:00
【定休日】 末年始のみ(冬期は月曜日)
*期間等、詳細はお電話でご確認ください
【アクセス】 JR大和路線「加茂」駅から奈良交通バス(和束小杉行き)で「和束山の家」下車、徒歩5分

お茶の京都お勧め観光地②:日本人なら誰もが知っている「一休さん」ゆかりの地(京田辺市)

京田辺市は京都・大阪・奈良を結ぶ丁度三角形のほぼ中心に位置している都市で、日本人なら誰もが知っている「一休さん」のお寺として有名な「酬恩庵一休寺」があります。

一休寺以外にも国宝の十一面観音像を安置する大御堂観音寺など、多くの神社仏閣があるほか、京田辺市は日本有数の玉露の産地としても知られており京たなべ玉露庵(京田辺市観光案内所)では体験や購入などができます。

また、2025年3月15日に「緑と農に親しむ公園」をテーマにオープンした「京田辺クロスパーク」(タナクロ)では市民が農体験ができるのが大きな特徴です。

ここで育った野菜は園内のカフェでサラダとして提供されたり、産直市場で販売されています。


酬恩庵一休寺
【所在地】京田辺市興戸小モ詰7番3
【アクセス】JR京田辺駅または近鉄新田辺駅から徒歩20分
【電話】0774-29-9124
【営業時間】9:00~17:00(管理スタッフ常駐時間)
【定休日】水曜日(祝日の場合は翌日)・12月28日~1月3日
【駐車場】60台(観光バス4台・思いやり駐車場5台・電気自動車充電ポートあり)

お茶の京都お勧め観光地③:京都府唯一の村で田舎暮らしを体験(南山城村)

京都府には現在京都市をはじめとして26の市区町村があります。京都府で唯一の村が滋賀、奈良、三重の三県に隣接している南山城村です。

南山城村も当然宇治茶、煎茶の名産地であり、村全域が山岳地帯で、伊賀川と名張川からなる木津川が渓谷をつくりながら西へと流れています。

南山城村は山林が多く平地が少ない地形、そして気候や土壌においても、茶葉づくりに適した条件が備わっているため、古くからお茶の銘産地として栄えその歴史は約230年以上も前に遡るといわれています。しかも近年は移住者も増えております。

そんな南山城村では村の北部に位置する標高500mの山頂付近の高原にある「童仙房」という集落では、農家民宿で田舎暮らしを体験できます。


童仙房山荘
【住所】京都府相楽郡南山城村童仙房小字道宣26-1
【営業時間】10:00~23:00
【電話】0743-93-0224

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